『にこいち × Ichiban KOBE 』Ichiban KOBE fellowsスペシャルインタビュー
今、神戸を中心に活動を続けている注目のアコースティックデュオ、「にこいち」。
メジャーデビューしてからも、彼らの出身地である神戸にこだわり、神戸、そして兵庫県の魅力を全国に発信し、世代を超え多くの方の支持を得ています。
今回は、にこいちさんが、神戸有数の観光スポットの一つである生田神社で行われる節分イベントに参加されるとのことで、貴重なお時間を頂戴しいろいろとお話をお伺いしました。
にこいちプロフィール
【左】井指 冬輝 (Vo.) /【右】松田 央 (Gt./Vo.)
兵庫県神戸市須磨高校の野球部だった2人が、バットとグローブをマイクとギターに持ち替え、神戸/三宮でストリートライブを始めて10年。
2015年5月31日公開の映画「種まく旅人~くにうみの郷~」(監督:篠原哲雄/主演:栗山千明、桐谷健太、三浦貴大)の主題歌に、にこいちの『今日も風が吹く』が選ばれ、それに伴い1月21日にVAPからメジャーデビューを果たす。
2016年3月5日(土)には、にこいち史上最大の挑戦”2000人ソールドアウト”を目標に掲げ、初の神戸国際会館こくさいホールでのワンマンコンサートを敢行する。(動員1507名)
2016年秋公開の映画「種まく旅人~夢のつぎ木~」(監督:佐々部清/主演:高梨臨、斎藤工)の主題歌に『夢の続き』が選ばれる。
2017年3月12日(日)には、2度目となる神戸国際会館こくさいホールでのワンマンコンサートが行われる。
(インタビュー:神戸三ノ宮・所属事務所にて)
編集長:
初めまして!
にこいち:
初めまして!
編集長:
お忙しい中ありがとうございます!今日は宜しくお願い致します。
まずは、曲・音楽についてのコンセプトなどをお聞かせ下さい
松田さん:
最近は特に、どこを聴いてもらっても「にこいち」という音楽を心がけています。
にこいちというのは、2つで1つ、2人が合わさって1人という意味があります。
まずはコーラスワークについてなのですが、僕たちの音楽はハーモニーが特徴的な音楽作りを心がけています。その中で、僕らのどちらがメインのメロディーを歌ってもコーラスパートを歌っても1つに交じり合ったときには「にこいち」のサウンドになっているんです。
歌詞の部分で言いますと、イヤフォンという曲があるのですが、イヤフォンというのは、L(左側)とR(右側)と2つに分かれていて、両耳につけて同時に聞くと初めて1つの音になる、これも「にこいち」です。また、人間関係について書いた曲などでも、恋人同士、お父さんと僕、お母さんと僕でも「にこいち」、2つのもの、2人の人が1つに重なる、交わる、相互に影響しあうといった、そういった内容が込められていますので、実際に聴いて頂くと「にこいち」の歌詞だなって感じて頂けると思います。
編集長:
特に聞いて頂きたい世代の方などはおられますか?
井指さん:
年齢層の幅は全く問いません。おじいさん、おばあさんの集まりの会で歌わせて頂いたり、幼稚園や保育園からお声掛け頂いて歌いに行ったりしています。一見、私たちと同世代の方々に向けた音楽と思われがちなのですが、実際のコンサートでは、ご夫婦やお子様を連れたご家族連れの方々も多く、音楽を通じて世代を超えた交流をすることが出来ればと思って活動しています。ご家族3世代で楽しんでもらえることが目標です!!
編集長:
神戸・兵庫県を中心に活動をされていますが、地元に対するこだわりをお聞かせください。
(生田神社でのライブ)
井指さん:
実際のところ、2015年まで、つまり結成して7,8年くらいは、そんなに地元に対するこだわりとかはなかったんです。売れてメジャーデビューして、東京に引っ越して全国区で活躍するぞ!みたいに考えて活動をしていたのです。そんな中、2015年公開の映画「種まく旅人~くにうみの郷~」の主題歌に、にこいちの『今日も風が吹く』が選ばれたことでデビューするきっかけが生まれたのですが、その映画の舞台が何と、兵庫県・淡路島だったんです。
淡路島というのは、神戸から明石海峡大橋を渡ってすぐのところにあるんですが、僕たち神戸の人間でも、全然知らないことがあるんだなと、この映画の主題歌の機会をきっかけに改めて知るようになったんです。例えば、淡路島の玉ねぎは全国でも有名なのですが、改めて食べてみたらこんなに美味しいんだなとか、地元の漁師さん、農家さんが本当に頑張っておられるんだなとか実感することが出来たんです。
松田さん:
その時、僕たちはもっと地元の良さをしっかり知って、その地元の良さをお伝えできるような活動をすべきだと気づいたんです。そしてまずは兵庫県にお住いの550万人の方々に僕らの想いをお届けして僕らを好きになって頂いて、そして地元の皆様の頑張っている姿、兵庫県の素敵な魅力を全国の皆様にお伝えすることから始めようと思い、神戸を拠点に日々歌を通して活動しています。
(世代を超えて多くの方が彼らの歌に惹きこまれていた。)
編集長:
私たちも神戸・兵庫県の良さを世界中の皆様に向けて発信しているメディア(雑誌・ウェブサイト)なのですが、実際に外国人の方々に、にこいちさんの演奏を見て頂く機会などはありますか?
松田さん:
はい!僕らは街頭で演奏をすることもあるのですが、その際には実際に外国人の方が集まって耳を傾けてくれたり、実際に「良かったよ!」と言ってくれたりすることがあります。
井指さん:
その場でCDを購入して下さる方もおられるんです。おそらく歌詞の内容は分からないとは思うのですが、気持ちがメロディーを通してその方々に伝わったんだなと思うと僕らもとてもうれしい気持ちになります。しかも外国人の方は喜びをしっかりと私たちに伝えてくれるんです!言葉は通じないのですが、大きな拍手ですとか、ジェスチャーですとか、本当にこちらのテンションもすごく上がります!
編集長:
私たちIchiban KOBEは、兵庫県・神戸の「一番」を発信していく地元メディアで、にこいちさんは、兵庫県・神戸の魅力を発信していく、神戸で「一番」のアコースティックデュオだと僕は思うんです。今後にこいちさんも機会があれば海外で演奏し、地元の良さを伝えていきたいと思われますか?
松田さん:
機会があれば是非演奏してみたいと思っています!!
編集長:
3月12日(日)には、2度目となる神戸国際会館こくさいホールでのワンマンコンサートが行われるとのことですが、神戸国際会館というのは神戸の中心地、三宮に位置し、国内・海外のアーティストが演奏される場所で、本当に素晴らしいコンサートホールです。今回のお二人の意気込みを是非お聞かせください。
井指さん:
はい!昨年もワンマンコンサートをさせて頂き、1,507名という本当にたくさんの方にお越し頂きました。今年は、満席の2,000名の方々にお越し頂けるように、1年間を通して活動してきました。その集大成でもあるこのコンサート、是非皆様に楽しんで頂ければと思っております。
(昨年の神戸国際会館でのコンサートにて)
編集長:
3月12日のコンサート、にこいちさんの魅力が詰まったステージ、是非皆様ご覧になって頂ければと思います。
お問い合わせは、下記URLまで。
http://nikoichi.net/312kobekokusai/
今日は本当にありがとうございました!!