神戸北野といえば異人館街!
神戸の中心地である三宮から山側へ向かって10〜15分ほど歩いていくと、異国情緒漂う北野異人館街に到着します。
山側という表現は、あまり耳なじみのない方がおられるかもしれません。海と山に囲まれているまち神戸では、方角を表す際に、南や北ではなく「海側(うみがわ=南)」「山側(やまがわ=北)」という言い方をすることが多いんです。
三宮から山側へ向かってまっすぐに伸びる北野坂をのぼっていくと、異人館街のメインストリートである北野通りにたどり着きます。
異人館は神戸の他にも長崎や横浜、函館にもありましたがそのほとんどが大火や震災で失われており、神戸にある異人館街は大空襲や震災を免れた貴重な異人館街だと言われています。
北野の異人館街はおしゃれな街並みで、写真映えするスポットがとっても多くて、歩いているだけで楽しいエリアです。
また、異人館のレトロな雰囲気にぴったりのレンタル衣装屋さんなどもあるので、はいからさんのような衣装をレンタルして普段とは違った写真を撮るのもアリですよ。
そして今北野で一番話題になっているおしゃれ写真スポットといえば・・・
“スターバックスコーヒー神戸北野異人館店”です!
元々は1907年(明治40年)にアメリカ人のM.Jシェー邸として建築された2階建木造住宅です。
その後ドイツのパン職人ハインリヒ・ブルグマイヤーへ、そしてその息子ハインリヒ・フロインドリーブへと受け継がれた歴史があります。
ハインリヒ・フロインドリーブは日本で活動したドイツ出身のパン職人であり、NHK朝の連続テレビ小説「風見鶏」の主人公のモデルとなった人物です。大正時代の国際結婚をした夫婦が神戸でパン屋を営み、周囲に慕われていく姿を描いたこのドラマは、神戸の異人館が注目されるきっかけとなりました。
その後、この建物はしばらく“北野物語館”として1階がカフェ・2階が資料館展示室として利用されていましたが、阪神淡路大震災後に大きな被害を受け、取り壊される予定でした。
しかし所有者からの寄付を受けた神戸市が建物を解体・保管した後、竣工当時の造作を忠実に復元しながら2001年に再建し、2009年からスターバックスコーヒー神戸北野異人館店として営業をスタートしました。
日本全国1,260店舗(2017年3月31日現在)もあるスターバックスの店舗でも非常にレアな、国の有形登録文化財に指定されている店舗なのです!!
そして日本では全国で13店舗しかない、コンセプトストアでもあります。
(参照元:http://www.starbucks.co.jp/store/concept/)
鮮やかなグリーンとホワイトのコントラストが美しい外観に、当時の雰囲気を感じるアンティークな家具やフローリングで調度された内装。
レトロで優雅な雰囲気の中でゆっくりとカフェタイムを楽しむことが出来るこのお店は、日本全国そして世界各地からも観光客が訪れる人気スポットとなっています。
海外の旅行口コミサイトでも頻繁にこちらのスターバックスコーヒーが度々取り上げられ、注目の高さをうかがわせます!!
日本と外国の雰囲気が混じり合う、神戸でしか味わうことの出来ないこのインターナショナルな雰囲気を是非楽しんでみてくださいね〜!
神戸の名所、メリケンパークにも西日本最大のスターバックスコーヒーの店舗があります。
今神戸で一番人気のスポット!BE KOBE