後編「関西小劇場役者図鑑ACT６②」 | 元町ロックンロールスウィンドル | 神戸・姫路・阪神淡路の観光・グルメサイト IchibanKOBE（イチバンコウベ）

編集長
十一十三です。

第６３話「「関西小劇場役者図鑑ACT６①」の
つづきです。

６話「みかん畑で捕まえて」

「関西小劇場役者図鑑」

〔ファイル１１〕
野村有志(のむらゆうじ)
京都出身の1月17日生まれ
西日本ナンバー１役者
自称「Mr.オパンポン」
通称「チャンピオン有志」

なぜ？
チャンピオン有志と呼ばれるのか？
あっ！
正式には、十一十三しか言ってませんけど。
実際に、チャンピオン有志なのです。

2004年に旗揚げした、一人演劇ユニット「オパンポン創造社」で、近年！タイトルを取りまくり。

2012年第5回ルナティック演劇祭最優秀脚本賞最優秀俳優賞

2013年 Short Act Battle Vol.2 優勝

2015年佐藤佐吉優秀主演男優賞優秀音響賞

2016年第2回演劇トーナメント30GP 優勝

2017年第10回ルナティック演劇祭優勝最優秀脚本賞最優秀俳優賞グレート義太夫賞

そしてついに日本一！
2018年 CoRich舞台芸術まつり2018春グランプリ

2012年のルナティックから様々な賞を獲得したが、CoRichのグランプリは、日本全国のCoRich利用劇団の中からの優勝なので、ついにテッペン取った！と言ったところ。
凄いぞ！野村有志！

そこでですよ。

2012年のルナティック演劇祭の審査員は、2018年に日本一になるオパンポン創造社を6年も前に評価していたって、これ！凄くないですか？

「先見の明がある」
「目利き」
「予言者」

と、言えるでしょう。

そこでですよ。
ルナティック演劇祭より、
〝更に〟3年早く
野村有志、当時の野村侑志をいち早く発掘し、高く評価したのが

「じゅうぞう大賞2009」の舞台俳優大賞

です。
しかも、野村侑志は「じゅうぞう大賞」舞台俳優大賞を4年連続受賞で、殿堂入りするのです。

凄いぞ！CoRichの優勝より、9年も前に野村侑志を大賞にしていた！

凄いぞ！十一十三！！！

あれ？
違う！違う！
凄いのは、野村有志でした(汗)

チャンピオン有志は「人間嫌い」と言う誤解がHEPホールのアフタートークでありましたが、そんな事はありません。
「Mr.オパンポン」は「Mr.義理人情の男」です。
めちゃくちゃ義理堅い。ってか、
ホントは自分の決めたルールをストイックに守る義の男なのですが、
映画「トランスポーター」を観ればわかりますが、自分のルールを守る難しさ！ちょっとやそっとのストイックでは出来る事ではないですから、
凄まじ〝義〟の男。
ほぼ、南斗白鷺拳のシュウ

と言っても間違い無いでしよ。

【編集長メモ】

島田組は初参加。
昔、十一十三は先輩の役者に
「じゅうじゅは、発想力は凄いけど、再現力がな・・・アカンな」
と言われました。役者にとって重要な
「発想力」と「再現力」の両方とも100点の野村有志は、客演先でも能力を出しまくりだが、流石がのチャンピオン有志も、初島田組、初ドラマで、思う所が色々あったのか、自身の作・演する芝居に出演する殿村ゆたかさんに対する当たりが、島田組出演以降、優しくなりました(笑)
あっ！
これは余談。今回は、警官A役で出演。野村有志の中に、松田優作が見えてくる。本当は「平成の松田優作」とマスコミを騒がす役者なのだが、なぜか叶わなかった。だがしかし！近い将来「令和の松田優作」とマスコミを騒がすはず！
これ、予言です。
そんな野村有志は出番が少ない！！！
オパンポン創造社の公演を是非舞台で観て欲しい。次回公演の発表を待て！