マリアの店にヤクザ者の木戸の舎弟、岸辺が血まみれで登場。マリアにいいところを見せたい一心の茶番だった。
一安心して街を徘徊する木戸の前で怪しい男に拉致されようとする紗英。
怪しい男ども蹴散らす木戸に一目ぼれする紗英だが、実の父は家で酒浸りの生活。
親分に不満を持つ木戸と舎弟の村上。村上は木戸に次期組長になって欲しいと願っている。
マリアの店で木戸への恋心を打ち明ける紗英。そして何者かに毒殺されそうになる木戸や蘭子と展開は混とんとした闇に包まれていく。
遂に紗英は木戸の組長である田村を突然銃殺してしまう。実は紗英は暴力撲滅のための世界的秘密結社の人間で、暴力的な人物を暴力で壊滅させる任務を負っていたと木戸に打ち明ける。
そんな紗英が木戸への想いを断ち切れないままマリアの店で服を選んでいるところに組長の敵だ！と岸辺に襲撃される。
紗英は死ぬ前に本当の恋をしたことを心に息を引き取ってしまう。
