「東西文化の接触と変容」をテーマとして多数の貴重な品々を収集、コレクションされている神戸市立博物館。展覧会に限らず、常設展示でも貴重な作品を見ることができます。
1、2階の常設展示部分は、今回のリニューアルに伴い全面的に刷新。今回は2階に新たに設けられた2つの専用展示室について紹介します。
展覧会会場から二階へ降りると、黒い壁で仕切られたエリアにたどり着きます。
まず目に入るのは国宝桜ケ丘銅鐸・銅矛の専用展示室。
中に入ると静謐さを感じる美しい銅矛や…
教科書にも登場する国宝の絵画銅鐸を大胆に設置。
特製のガラスケース越しに、360度から楽しむことができます。
中には表面に描かれている絵画について両側から解説がされている銅鐸も。
まだ言葉のない時代に残された古代人のメッセージに想像が膨らみますね。
そしてもう一つは…
教科書でお馴染み、重要文化財 聖フランシスコ・ザビエル像の展示室です!
日本に初めてキリスト教を伝えた偉人、聖フランシスコ・ザビエルについての解説を
読みながら…
こんな風に至近距離で細部までじっくりと肖像画を見ることができます。
教科書で一度は見たことがある作品を実際に間近で見られる貴重な機会。
神戸市立博物館では、年間通していつでも観覧することができます。
※聖フランシスコ・ザビエル像は資料保存の必要上、オリジナル作品の展示は年間2か月以内となり、期間外は複製画を展示しています。
次回はリニューアルされた1階・ミュージアムカフェについてお伝えします!