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生田神社の自然を満喫できるお散歩コース

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神戸を代表するパワースポット、生田神社。春の桜と縁結びのご利益で有名な、神戸の人にとって馴染みの深い歴史ある神社です。三宮からも徒歩で行ける距離なので都会のお散歩コースとしても人気です。ビルに囲まれた日常からしばし離れ、自然を満喫できる場所なのです。
本日は生田神社「生田の森」、「生田の池」などマイナスイオンを十分に楽しめる裏コースをご紹介させていただきます。

境内地図_2

いつもの楼門が見える正面ではなく、「西北門」から入りました。西北門の茶色い木の鳥居をくぐって中にもう少し歩くと、目の前には生田の森の大きな木々が、右側には生田の池が広がります。西北門から入ると早速も自然を満喫できる景色が広がります。

1. ichikisima

① 生田弁財天 市杵島神社
生田の池には小さい島があります。小さな石橋を渡ると「生田弁財天 市杵島神社」が見えます。こちらの神社の市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)は七福神で唯一の女神です。生田神社で有名な縁結びの神様です。また市杵島姫命は琵琶を演奏するため、芸能上達のご利益もあると言われています。景色もとてもきれいで、3月末になると生田の池の向こう側に桜が咲きます。

2. ike

生田の池は古歌にもよく登場する由緒あるスポットです。花々と紅葉もきれいで、アヒルと鴨、大きな鯉も泳いでいます。

3. bench

② 桜のベンチ
市杵島神社から出て本堂裏へ進むと桜の木が現れます。木の下には桜色と似ているピンクのベンチがあります。桜の花が散って葉が芽生えてくると涼しい影で一休みできそうですね。

4. honden ura

壁の向こうから見える桜。本殿の中にも桜がたくさん咲いているようです。

5. kusunoki

③ 楠の神木
そのまままっすぐ歩いて生田神社の東側まで来ると大きな切り株があります。こちらは「楠の神木」で樹齢が約500年の大木です。神戸大空襲で焼けてしまいましたが、その偉容がわかる大きさです。切り株の形にはなっていますが再生して、今では再生・合格・復縁の象徴になっています。

6. inari

④ 生田稲荷神社
楠の神木の裏には「稲荷神社」があります。真っ赤な鳥居が並んでいる姿がフォトジェニックです。お稲荷さんとも呼ばれる「稲倉魂命(うがのみたまのみこと)」が祭られていて、商売繁盛と縁結びのご利益があります。

6-2. sakura

隣には桜もたくさん咲いています。(4月8日取材時の写真です。)

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稲荷神社の裏を下がると生田の森を背景に手洗い所があり、神社らしい厳かな光景があります。長い年月を生きてきたことに違いない大きな桜の木が春を知らせてくれました。

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⑤ 東門
木の鳥居を最後に生田神社お散歩は終了です。東門を出ると東門街という繁華街に続きます。

本日のコースで自然豊かな生田神社の新しい魅力が満喫できたでしょうか。今回のお散歩は桜の時期に撮影したので季節感のある景色をお伝えできました。

●生田神社
〒650-0011 神戸市中央区下山手通1丁目2-1
閉門時間:17時
JR三ノ宮駅、私鉄各線三宮駅より北へ徒歩10分
JR新神戸駅(新幹線)より南へ徒歩20分、タクシーで約5分
公式ウェブサイト:https://ikutajinja.or.jp/