世界の空港ランキングで常に上位に君臨する関西国際空港、他に類を見ない海上空港として世界中から注目されている。その関西国際空港から神戸へ向かう海上アクセスとして今世界中の観光客の話題となっているのが神戸-関西空港ベイ・シャトルハイスピードボート。

利便性はもとより、時間毎に万華鏡のように変わる鮮やかな景色、船着き場の潮の香り、そして海上でのベイ・シャトルのダイナミックさには心を奪われる。「海上空港の関空に降り立ち、ベイ・シャトルに乗り海原を渡り港町神戸へ向かう」まさに移動手段という枠を完全に超え、１つの海の旅だと確信する。

船着き場のカモメ、灯台、海の青空、世界最長の吊り橋明石海峡大橋、神戸空港の夕日、神戸の１００万ドルの夜景など、様々な景色が目の前に現れる、まるで乗船客のみんなを温かく迎え入れるかのように。船内は、帰宅する地元の方のホッした顔、そしてこれから神戸の旅に心躍らせる観光客のワクワクした顔とが不思議と混ざりあい、優しい空間を生み出している。

 

船長の平山さんは、「このベイ・シャトルのダイナミックな船の旅を安全に皆様にご提供し、そして皆様の笑顔を見ることがこの仕事の醍醐味です。」と少し照れた笑みを浮かべて話してくれた。日本人観光客に限らず、多くの外国人観光客の皆様に是非体験していただきたい。