りんごの生産量は断トツで日本一、そしてりんごの栽培技術は世界一と言われる青森のりんごを使ったスイーツと生果のお店。
スイーツや生果以外にも、りんごを使ったジャムやドリンクなど、様々な商品を取り揃えているりんごの専門店です。今年の5月で開業1周年を迎える新しいお店ですが、一番人気の「焼きリンゴ」はすぐ売り切れになるほど人気です。
ユニークで可愛らしい店名からも爽やかなりんごの香りが感じられます。店先の看板に描かれているモノクロのりんごはシンプルなデザインで、りんごそのものが持っている美味しさを活かしたスイーツに出逢えそうな期待を抱かせてくれます。
お店は木目調で、りんごの木箱を連想させます。
天井からはりんごの木が生い茂り、まるで青森のりんご園に来ているようです。
りんご生果も販売しています。独自のルートを持ち、産地から新鮮な生果を直送で仕入れるため、いつも新鮮なりんごがお店に並ぶことはもちろん、季節によっては珍しい品種がたくさん入ることもあるそうです。
壁側にはりんごを使った様々な商品が陳列されています。日持ちのするドーナッツやジュース、ジャムなどはお土産にピッタリです。
ドリンクメニューもあります。チョークアートで添えられた絵がより雰囲気を明るくしてくれます。
スイーツとドリンクは、2階のカフェスペースでイートインも可能です。階段の隣には赤いりんごの模型と緑の瓶が飾られて、お店の隅々まで行き届いたインテリアの工夫が伝わってきます。
大人気のスイーツは奥のショーケースで販売しています。売り切れになってしまう人気商品もあるので、早めの来店がオススメです。
今回はテイクアウトでスイーツと飲み物を1つずつ購入しました。
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「りんごパイ」と「りんごサイダー」です。お店の雰囲気に合ったナチュラルで可愛い袋に入れていただきました。カップのシールやビニール、ショップカードにもシンボルのイラストが描かれています。
りんごパイはサクサクしたパイ生地に、紅玉を乗せて焼いたお菓子でした。りんごの薄切りが薄いパイ生地と合って食べやすいのはもちろん、りんごそのものの香りも伝わってきました。りんごの上には、りんごのシロップが掛かっていて、りんごの風味を壊さず、美味しい甘味を足したのが絶妙なポイントでした。
りんごサイダーはクラッシュされたりんごゼリーが入った炭酸水のドリンクです。りんごのシロップと薄切りした生りんごも入って、甘さ控えめで爽やかな口当たりを楽しめました。
どれもできるだけりんごそのものの味を活かしたメニューで、りんごそのものを食べている気分でした。
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りんごをより美味しくするためのレシピを世界中からのレシピを共有し、りんごにまつわる知識を広める活動もされている「あら、りんご。」。数百kmも離れた青森のりんごが神戸でこんなに愛される秘訣は、農家さんのりんごを愛する気持ちを伝えたいというまっすぐな熱意ではないでしょうか。
一度訪れたらもっともっとりんごを好きになってしまう場所です。
à la ringo「あら、りんご。」
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通3-10-1TRSXビル1,2階
TEL 078-334-1105
OPEN 10:00 – CLOSE 18:30
ホームページ https://www.alaringo.com/