アーカイヴ 元町ロックンロールスウィンドル

第13話(最終回) 『復讐のマリア DEATH』

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ナンシーの内職を手伝いに集う茂雄と虎雄、そこに新人の山本が加わって仕事に励んでいるが、ナンシーは最近マリアと連絡をとっていない事が気になり店を訪れる。
マリアは密かにビール瓶で時限爆弾を製造している。
13-20ある日蘭子のバーでマリアが同窓会で、かつていじめられていた同級生に復讐をしようとしていることを知る。
当時の同級生の文子が現れ、とっくの昔にいじめを苦に死を選んだ貴子になりきっているが、それを見抜くナンシー。
マリアが同窓会場で全員に復讐しようとしていることを確信する。同窓生全員が集まった会場でマリアの仕掛けた時限爆弾が。
会場向かいのビル屋上にたたずむマリアとナンシー。と、その時爆音と共に会場は大破するが、なぜかマリアの仕掛けた方の爆弾は不発に終わる。空には「それでも世界は美しい」と爆煙が空を描く。
13-30102名の同窓会出席の人々は死ぬが、マリアの復讐は不発に終わった。

静かに店に閉店の貼り紙をするマリア。人知れず元町の街を去っていく。

 

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