SMクラブの看板サディストの志保。いつものプレイで、常連客の貿易会社の重役である酒林を連れてマリアの店に。プレイとはいえ中年オヤジのコスチュームプレイにつき合わされて辟易としているマリア。そこに33歳の女性ばかりを狙う連続殺人鬼の織田が近づいてくる。
織田は志保の店に行き、本当の愛を教えてくれる女性をとうとう見つけたと志保に告白するが、それをはぐらかす志保。そんなある日、SMクラブで同僚の美玲たちとパンクバンドを結成する話が持ち上がる。織田のことが気になり、偽刑事の岡村にも相談する志保。結局、織田の連続殺人を止められるのは自分の死を織田に見せつけることだと悟る志保。
織田が来店して結成したバンドを交えて目眩く狂宴を繰り広げている最中に志保が自ら命を絶ったかのような芝居を打つ。究極の愛を手に入れた織田は思い残すことなく警察に自首して連続殺人は終焉を迎え、次なる被害者たちも救出される。