JR元町駅から徒歩スグのところ、一歩踏み込めばそこにはヨーロッパの空気が漂い、小粋なカフェやレストランを始め、様々なお店が立ち並ぶ。何気なく歩いているだけで心がうきうきしてくる。それが神戸旧居留地(神戸外国人旧居留地)です。
歴史の深さを感じさせる重厚な石造りの建築物や街を彩る街灯、街路樹、高く伸びた石柱、レトロな看板…そして通りが海まで続いていく。今年150年を迎えた神戸の港町が紡ぎ出したまさに唯一無二の街並み。
明石町筋と仲町通りが交差する角にあるのは旧居留地38番館。近代建築の匠、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ事務所による設計の情趣溢れた建物で、訪れる多くの人々を魅了しています。
(旧居留地38番館)
そして仲町通りを東に進み、浪花町筋を南下していくと前町通り沿いに見えるのは、白い柵に囲まれた2階建の石造り風意匠の外観の建物、神戸市内に残された異人館としては最も古い商館、「国指定重要文化財(建造物) 旧神戸居留地十五番館です。
(旧神戸居留地十五番館)
実はこういった旧居留地の歴史的な建物の美しさを更に演出している「神戸らしいさりげない心配り」があるのです。
日本の街の多くは電線が張り巡らされており、街中では建物の景観を遮り、広々とした空も眺めることはなかなか出来ません。それを考慮して、神戸旧居留地の電線は全て地中へ埋められています。そのため景観が遮られることなく、建物の美しさも空の青さも引き立ち開放的な空間を生み出しているのです。
(旧居留地38番館から空を見上げると)
(旧神戸居留地十五番館から空を見上げると)
是非この素晴らしい異国情緒あふれる建物や街の雰囲気と一緒に、神戸の青空を見上げてみて下さい。
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